世界でも治安の良い国として知られる日本ですが、窃盗を始めとする侵入は頻繁に発生しています。
大切な家や家族を守るために、今一度防犯対策について考えてみましょう。
侵入しにくい家づくりにはリフォームもおすすめです。
この記事では安心の家づくりについて詳しく解説します。
資格侵入されやすい家とは?どんな家が狙われる?
日本における住居が対象の窃盗事件は減少傾向にはありますが、
それでも全国各地で1年間に万単位の事件が起きていると言われています。
被害にあわないようにするためにもご自宅の防犯力を高めておく必要があります。
では、どのような家が窃盗犯に狙われやすいのでしょうか。
侵入されやすい家のポイントは次のとおりです。
*塀や生垣がある家
防犯対策の盲点ですが、意外と狙われやすいのは塀や生垣がある家です。
他者の視線をブロックできる塀は、
侵入時にさえ気を付ければ犯行も目撃されにくいため狙われやすくなります。
特に塀や生垣を登りやすい植え込みや花壇などがある場合、侵入ポイントとなりやすいので注意が必要です。
*留守の多い家
多くの窃盗を始めとする侵入犯は、ある日突然犯行に及ぶのではなく、
入念に地域をリサーチしていることがあります。
留守が多い家と判断されると侵入されやすいのは言うまでもありません。
日中の時間帯いつもカーテンが閉まっている、物音がしない、など
留守の多さが目立つ場合にターゲットにされやすくなります。
*新しい家・マンション
こちらも意外な盲点なのですが、新築やマンションの家は窃盗被害が多いことが知られています。
これは真新しい家には財産がある、と思われやすいためです。
同様に、引っ越し直後の家も狙われやすいとされています。
*日差しが少ない家
侵入を試みる犯行の多くは、暗い影や人目に付きにくいところを狙います。
そのため、日差しが少ない家や夜間の犯行を狙うのです。
死角が多い家は狙われやすいので十分に注意しましょう。
住宅を見直そう!防犯対策のリフォームとは
防犯意識を高めるためにはリフォームを行うことがおすすめです。
では、どのような施工がおすすめでしょうか。実例を元に早速ご紹介します。
*塀や生垣をフェンスへ
他者の視線もブロックしつつ、防犯性も確保した塀を導入するには、フェンスへの変更がおすすめです。
上りにくく若干隙間もあるフェンスは、侵入を防ぐ効果があります。
外構工事で導入でき、フェンスにも様々な種類があるのでご自宅の雰囲気にあったフェンスがセレクト可能です。
特に窃盗が多い地域の場合には、格子タイプが人気となっており、
見通しのよさもあって防犯力が高い外構に仕上がります。
*家の周りに音が出る整備を
家への侵入を防ぐためには、外構部分に音が出る整備を行うこともおすすめです。
実例として多いのは砂利の導入で、足音が出てしまうために侵入しにくいと言われています。
防犯を意識する場合には比較的大きめの砂利が導入されており、歩くと砂利を踏みしめる音が出ます。
砂利の施工は雑草対策にも大いに有効なので、リフォーム時には是非ご検討ください。
*カメラやセンサーの設置
昔よりも防犯カメラも安価となり、導入を検討するご家庭も増加しています。
意外と窃盗犯は正面突破を狙うこともあり、玄関からの侵入もあります。
玄関や勝手口にカメラをきちんと設置しておくだけでも効果は十分に高まるのでおすすめです。
加えて、先にご紹介のとおり家への侵入は暗い場所や時間帯を狙います。
そこで、センサーライトの導入もおすすめです。
こちらも玄関や勝手口、車庫などに設置をすることで防犯意識を高めることができます。
エクステリア全体が照らされるだけでも侵入は拒みやすいので、角度も含めてご検討ください。
ガラス破りを防ぐ!窓もリフォームで防犯できます
空き巣犯の多くは窓からの侵入を試みており、ガラス破りを行っています。
そこで、防犯をもっと高めたい場合には窓のリフォームもおすすめです。
では、防犯できる窓とはどんなものでしょうか。
*窓にもシャッターの導入を
車庫周りなど外構工事のイメージが強いシャッターですが、窓への取り付けもおすすめです。
外出時には堅く窓を閉ざすことが出来るので、防犯対策を高めることができます。
また、比較的安価に設置することが出来るのも魅力です。
日差しが入りにくい場所はあえて普段から閉ざしておくことも可能となります。
また、通気性が見込めるタイプもあります。
*防犯網戸の設置もおすすめ
病院や学校などへの設置も多い防犯網戸はテレビ番組でも紹介されるなど大変人気です。
鋼鉄で作られた網戸のため、子どもやペットの飛び出しを防ぐ効果もあります。
フレーム本体部分にも鍵がついているため普段から安心感のある家づくりが実現します。
*やっぱり強い!網入りの防犯ガラス
通常のガラス窓から、2枚組で1セットとなっている防犯ガラスへのリフォームもおすすめです。
中間膜を挟んだ防犯ガラスはガラス破りがしにくく、侵入を諦める泥棒も多いと言われています。
見た目にも二重窓に見せることで、犯行への意欲を低下させる効果もあります。
気になる一部分だけでも変更をすることで防犯効果を一気に高めることも可能です。
防犯へのワンポイント
窃盗・強盗を始めとする侵入犯は、侵入に5分を目安にして突破すると言われています。
つまり、5分では突破できない防犯設備をリフォームによって設置することがおすすめです。
簡単には登れない、窓が割れない、玄関付近に侵入できないなどの工夫を施し、家内安全の家を実現しましょう。
マンションやアパートなど、一戸建てと比べると防犯へのリフォームには契約上制限がある場合でも、
ベランダに簡易的な忍び返しの設置なら可能です。
女性の一人暮らしも安全性を高めることが出来るので設置を是非ご検討ください。
防犯に悩んだらリフォームのプロへご相談を
この記事では防犯意識を高めるためのリフォームについてご紹介しました。
わずかな部分の施工でも、十分に防犯が可能です。
また、リフォームを行うこと自体でも防犯への意欲が外部に伝わるため、侵入されにくくなります。
毎日の生活をより安全に過ごすためにも是非リフォームをご検討ください。
また、何から始めればよいかわからない場合には、プロへのご相談もおすすめです。
予算やご希望にあった施工を行いますので、気軽にご連絡ください。